鋳造生産工程

製品が出来上がるまでの流れ

 鋳造工程は、様々な工程から成り立ちますが、MINOは高いフレキシビリティ性と設備のダウンサイズが特徴です。
トリミング工程
 ダイカストの特徴である製品部と方案部(アルミが流れる部分)を分離させる。様々な方案でも対応出来るフレキシビリティ性が特徴
冷却工程
 高温で取り出された製品を専用設備で冷却し、安全な温度域で安定化させる
仕上げ工程
●ロボットによる仕上げ
 トリミング工程で除去出来なかった鋳バリをロボットが装着している刃物で除去加工を行う
●ショットブラスト
 製品全体に微細な金属粒子を照射し微細なバリを除去する。(高い汎用性が特徴)
補正工程
 凝固収縮の過程で変形したダイカスト製品を独自の技術である歪矯正機で補正し安定化させる。  

自動ライン

人が手作業で行っていた作業を、様々なロボットの活用によってトリミング工程(製品の不要な部分を除去する工程)や仕上げ工程(鋳バリ等の除去工程)を自動化するラインに取り組んでいます。
自動化によって、高い生産性と品質の安定化を達成する事は当然ながら、環境へ配慮した工程つくり(騒音や省エネ)や動作経済の4原則に基づいた身体的負荷軽減にも拘り、環境と人にやさしい工場つくりを目指しています。

無人化ライン

近年発展の著しい無人運搬車(AGV)を積極的に導入し、人と物の整流化にも取り組んでいます。無人運搬車(AGV)メリットは、運搬作業者減(人件費削減)、製品を正確にラインへ搬送(誤搬送防止)、決められた時間で製品搬送(生産性向上)をする等があげられます。また、加速するDX化にも対応すべく、自社開発しているIoT監視技術を用いて、ロボットによる高精度な欠陥検出も実現しています。

無人化ラインイメージ
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